2023年度看護師特定行為研修について〔10月開講決定!! 7月15日より受講生募集開始。〕
2023.07.11
医療関係者
2023年度の看護師特定行為研修の10月開講が決定しました。
受講を希望される方は、下記概要をご確認の上、出願手続き書類を
送付先住所へご郵送ください。
【 概 要 】
1.ヨコクラ病院における特定行為研修の教育理念
当院は「病む人の心を大切に全人的医療を行う」という基本理念のもと、地域の人々に
密着した医療を展開しており、地域に貢献できる看護師の育成を掲げ、外来から在宅まで
幅広い分野での地域医療を担っています。
特定行為研修は、チーム医療のキーパーソンである看護師が、患者及び地域の方々や医師・
歯科医師その他医療関係者から期待される役割を十分に担うため、医療安全に配慮し、
在宅を含む医療現場において、高度な臨床実践能力を発揮できるよう、自己研鑽を継続する
基盤を構築するものです。
高齢化が進んでいる地域において、特定行為を実践する看護師の重要性は高まってきて
います。
この特定行為研修において、今後の地域医療の発展に貢献できる人材を育成します。
2.特定行為研修の目標
1)多様な場面において、重要な病態の変化を察知し治療に関してアセスメントする基本的
な能力、必要な治療を理解してケアを導くための基本的な能力、患者の安心に配慮した
特定行為を安全に実施する能力を身に着ける。
2)問題解決に向けて多職種と協働する能力、自らの看護実践を見直しつつ標準化する能力
を身に着ける。
3)医師又は歯科医師からの手順書による指示を受け、実施の可否を判断、実施及び報告の
一連の流れを適切に行うための基礎的な実践能力を身に着ける。
3.開講する特定行為区分
1)創傷管理関連
2)在宅・慢性期領域(パッケージ)
4.研修の特色
業務と両立しながら、無理なく学習を進めるため、講義はe-learningを利用し、いつでも
どこでも学習できる体制をとり、演習・実習は当院で実施します。また、区分別科目に
おいては、実習を重視し、専門医における現場での実習時間割合を拡大し、実践に即した
教育を行います。
5.研修内容と時間数
共通科目 |
時間数(時間) |
臨床病態生理学 |
30 |
臨床推論 |
45 |
フィジカルアセスメント |
45 |
臨床薬理学 |
45 |
疾病・臨床病態概論 |
40 |
医療安全学/特定行為実践 |
45 |
合計 |
250 |
※共通科目時間数のうち194時間は、e-learningによる個別授業となります |
|
特定行為区分別科目 |
時間数(時間) |
創傷管理関連 |
34+5症例 |
在宅・慢性期領域パッケージ |
68+各5症例 |
6.研修期間
創傷管理関連 : 令和5年10月~令和6年9月 1年間
在宅・慢性期領域 : 令和5年10月~令和7年3月 1.5年間
7.実施日程
令和5年10月~令和6年3月 共通科目(e-learningと集合教育)
・講義はe-learningで各自受講し、演習・実習は集合教育になります。
2~3回/月を予定しており、同時に受講者同士の情報交換の場にもしております。
その後、区分ごとに区分別科目(e-learningと集合教育)を開始します。
・講義はe-learning、演習・実習は共に当院での研修になります。
※開始前に開講式及びオリエンテーションを予定しています。
(日時は合格通知にてご案内いたします)
※各研修修了後に『修了式』を予定しています。
8.募集人員
1)創傷管理関連 : 2名
2)在宅・慢性期領域 : 2名
※近隣の病院・施設の方を優先いたします
9.受講資格
受講申請にあたっては、次に定める要件を満たしている必要があります。
① 本国の看護師の資格を有し、直近の実務経験が(原則)5年以上
② 根拠に基づく知識と実践的経験を応用し、自律的に行動できる者
③ 施設長もしくは看護部長の推薦をうけていること
10.履修免除について
特定行為研修の指定研修期間において既に履修した共通科目については、当該科目の
履修の状況に応じ、研修管理委員会で認められた場合、その時間数の全部又は一部を
免除することができます。
上記に該当し、履修免除を希望される方は、出願時に申し出て下さい。
選考時に履修免除の可否を決定いたします。
11.修了条件
本研修を修了するためには、次の条件を満たす必要があります。
共通科目を履修し、筆記試験等に合格した後、特定行為区分別科目を履修し、
実技試験、実習の観察評価、筆記試験等の科目毎の合格を条件とする。
さらに、修了認定は、関係指導者等による特定行為研修管理委員会で行う。
12.出願手続き
令和5年7月15日(月)~令和5年9月9日(土)
13.出願提出書類
1)看護師特定行為研修受講申請書
在宅・慢性期領域パッケージ区分(様式1-1)
創傷管理関連区分(様式1-2)
2)履歴書(様式2)
3)志願理由書(様式3)
4)受講申請許可書(様式4)
5)推薦書(様式5)
6)看護師免許証(写し)
7)受講の免除を申し込む場合
既修得科目履修免除申請書(様式6)
特定行為研修修了証等の終了を証明する書類、修了した研修の内容、履修時のシラバス
※なお、提出された書類は、返却いたしません。
※様式は添付のもの又は当院ホームページよりダウンロードしてご利用ください。
14.出願書類提出方法
上記の出願書類を封入のうえ、封筒表に「特定行為研修受講申請書類在中」
と朱書きのうえ、以下の送付先に※必ず「郵便書留」で送付するか、
または直接持参してください。
〔提出先及び問い合わせ窓口〕
〒839-0295 福岡県みやま市高田町濃施480-2
社会医療法人 弘恵会 ヨコクラ病院 教育部 宛
TEL 0944-22-5811(内線 504)
15.選考方法
書類審査
16.合否発表
令和5年9月下旬
合否の通知は、本人宛簡易書留にて郵送します。
電話、FAX、メールでのお問い合わせには対応いたしません。
17.受講手続き及び研修受講料について
合格通知の際に、受講手続き及び研修受講料の振込についての詳細をご案内します。
受講手続き及び研修受講料振込については、以下のとおりです。
研修受講料は、受講手続き期間に同封の専用振込用紙にて振り込むこと。
専用振込用紙以外での振込の場合、振込手数料が振込者の負担となりますので、
ご注意ください。
看護師の特定行為研修にかかる経費(消費税を含む)
共通科目研修受講料 : ¥300,000
特定行為区分別科目研修受講料
1)創傷管理関連 : ¥100,000
2)在宅・慢性期領域 : ¥200,000
※上記のほか、書籍等別途必要になる場合があります。
18.その他
・本院での研修は一部e-learningとなるため、各自パソコンを準備してください。
・研修期間中において、任意保険(看護師賠償責任保険)への加入が必要となります。
・受講申請書類により取得した個人情報は厳重に管理され、受講選考業務のために
利用し、それ以外の目的に利用することはありません。